大路井道標
大路井(おちのい)道標は、明治19年(1886)に草津川にトンネルが完成し、従来旧草津川南側にあった東海道と中山道の分岐点が中山道と県道141号線の交差点に移されて東海道のルートが変更されたときに建立されたもの。
現在は覚善寺門前に移築されています。
Geocaching
公開座標は、覚善寺門前・大路井道標の前。
残念ながら、ここにはキャッシュは置かれていません。
ひょっとしたら、ここに伝わる昔の騒動のお話が参考になるかも・・・。
** 伝承話 **
ある年、参勤交代で江戸から東海道を通って国元に戻る「阿鵜の国の行列」と、同じく中山道を通って国元へと戻る「弥穂尾の国の行列」が、ここ草津宿で運悪くかち合ってしまいました。
どちらも道を譲ろうとしない「阿鵜の国」と「弥穂尾の国」。
行列は、街道で掛け合わさってひっちゃかめっちゃか。
あちゃぁ・・・。
しかも、どちらが早いとか、どちらの民の数が多いとかと言い争いを始める始末。
挙句の果ては「何処?の国の行列」か判らなくなってしまい、絡みあったまま姿を消してしまいました。
しばらくして、宿場町では、行列が神隠しに遭って消えてしまったと大騒ぎ。
さぁ、大変。
本陣の当主をはじめとして宿場のお偉方たちは、とばっちりでお咎めを受けるかもしれません。
この騒ぎが江戸の将軍様の耳に入る前に行列を探し出さなければならないと、右往左往しましたとさ。
それぞれの行列を掛け合わせて、神隠しに遭った行列を探し出してあげてください。
ファイナル座標は、N 35° 0A. 0B E135° Y. Z 、公開座標から800m以内です。
certitudeでパズルの解答が確認できます。